私の常備食!初めてのレッスンはイタリアン。
7月17日、ma cuisineでのはじめてのレッスンを行いました。
生徒さんは、愛知県在住の私の旅好き仲間のお二人!
『フランスから帰国したら、料理教室してねー!』と言ってくれていた2人が、早速レッスンに来てくれ、とっても嬉しかったです。
と言ってもまだまだ手探り状態な私。『フランス郷土料理をやりたい』ということ以外には、教室としてのメニューは決まっていませんでした。
なので2人に希望を聞いてみました。
すると、『昔作ってくれたスープを作ってみたい!』とのお答えが!
それは私が渡仏前に1人暮らしをしている時、冷蔵庫に小さな野菜の余りが沢山あり、その野菜クズを集めて作ったようなスープでした。もちろん今ではレシピ化してるんですが、始まりはそんな感じ。冷蔵庫の掃除をするような感覚で作っていたスープです。
元にしていたのは、イタリア料理店で働いていたときに教えてもらった『ミネストローネ』。日本ではトマトを入れて赤いスープにして食べるのが普通だけど、イタリアでは旬の野菜や、手元にある野菜で作るのが普通なんだよと教えてもらっていました。
赤くない、野菜たっぷりのスープ。日本のイメージとはちがうけど、それが家庭の味だよと。
実は私にとってはこのスープは常備食でした。冷たくても温かくても、トマトや牛乳、カレーなどを加えて味を変えても頂けるので、いつも野菜がたっぷり獲れて、いつの間にか体調管理にも必須の料理になっていました。冷凍保存も効きます。
そのミネストローネを軸に、今回はイタリア料理のレッスンにしました☆
メニューとレシピはこちらです♪
●トマトとモッツァレラチーズのブルスケッタ
●ミネストローネ
●ペンネ・ボロネーゼ
イタリアの中でも“フィレンツェ”という地方の料理です。
この地域は北の方に位置する為、イタリア料理の中ではトマトを使う量が少ないことが特徴のひとつです。温度が低めなので、トマトの収穫量が低いんですね!そういったことを踏まえると、本場のミネストローネは赤くないんだよ、という話がなんだか納得です。
フィレンツェは街並み自体が世界遺産になっていて、高台から町を眺めると本当にきれいです!
私もフランス滞在中、フィレンツェを訪れたことがあるのですが、真夏でとても暑い中高台を登りました。『登ってよかったー!』と思う絶景でした(笑)
小さな町ですが歩くのも楽しく、道が碁盤の目状になっていて迷いにくい、と言われています。
そんなわけで、教室を始める前はフランス郷土料理だけをやっていこうと考えていたんですが、
『来てくれる人の声に応えられるレッスンをしていきたい!』と考えるきっかけになりました。事前に生徒さんの経験や希望をできる限りカウンセリングさせて頂き、一人ひとりに合ったメニューの提供やレッスンの内容を提案できるように努めていきたいと思います。